【フリーランスはうつ病になりやすい?】ガンより多いうつ病の対策方法
こんばんは、cocoです。
最近ですが、在宅勤務でうつ病が増えているということを知り、これから少しずつ“うつ病”に関しての記事を書いていこうと思います。
リモートワーク、またはフリーランスなどの在宅スタイルが新しい働き方として増えてきたのは、まだまだ最近のことです。
そんな中で、在宅勤務でうつ病が増えているという現象が起こっているそうです。
なぜ、在宅でうつ病が増えているのか?
この症状や原因について、在宅勤務をしている私がまとめてみました。
【フリーランスはうつ病になりやすい?】
コロナの影響もあり、うつ病を発症する人が増えています。
感染予防のために、リモートワークという働き方が導入されましたが、コロナだけではなく“うつ病のリスク”も考えなければなりません。
普通に会社勤めをしている人からみれば、在宅勤務のほうが自由なのではと思いますよね?
どちらの働き方が合っているのかは人それぞれ。職場や働き方でも違ってきます。
在宅勤務をする場合は自己管理が大切です。
そして、メンタル面において、常に自己管理をしておくことが大切になってきます。
なぜうつ病が増えているのか?
それは働き方も大きく変わりましたが、収入も減少している傾向にあります。
金銭面での不安感が、うつ病を引き起こしているのでは?という声もありますが、原因は人それぞれで複雑、そして実はシンプルです。
【ガンより多い精神疾患】
うつ病というのは全世代にみられます。
原因が分からない場合も多く、本人も気づきにくいので、ガンと同じく注意が必要です。
実はガン患者よりも、何かしらの精神疾患を抱えている人のほうが数倍多いのです。
ブラックな企業を辞めて、晴れて自由になれたのに、在宅勤務でうつ病になってしまったという人もいます。
そんな現象がなぜ起こるのか?
フリーランスとして仕事をしていると、孤独な作業を続けていくうちに先行きの見えない不安感に襲われたり、健康面でも体調を崩しがちになります。
リモートワークは、企業との連携が出来ている間は、感情や時間のコントロールが出来ています。
しかし、会社勤務しているのと比較すると、孤独であることには変わりありません。
自由であることは、孤独であるといっても良いかもしれません。
これを常に頭に入れておかないと、ひとりで頑張りすぎて、いつしか心も体も疲れてしまいます。
【フリーランスとうつ病】
リモートワークや在宅勤務が増えて働き方も大きく変わりました。
フリーランスに憧れる若者も多く、実際に活躍している人はたくさんいます。
それでもうつ病が増えているという現状。
会社勤務でうつ病を発症した人もいれば、在宅勤務でうつ病を発症する人もいるのです。
うつ病になってしまうと、回復まで時間がかかるので病気になる前に気づいてほしいと思います。
体が感じる不調と心が感じる不調には、多少の時間のズレがあります。
それは本人ですら気づかないことが多いので、周りの人間から何かおかしいと思われるようになる前に、早めに休息をとることが大切です。
【うつ病を軽く見るのは危険です!】
最初に感じる異変として不眠や怠さがあります。
うつ病と診断される前は、不眠症や自律神経失調症と診断されることもあります。
うつ病はガンになる人より多いと言うのですから、これからは健康面だけに気を遣うのではなく
自分の精神面にも目を向けましょう。
心の声に耳を傾ける
これは非常に大切ないことなんです。
【うつ病の初期症状】
うつ病になると
最初にどんな症状が現れるのか?
・怠さがあり、眠れない
・なんとなく気分が落ち込むことが多い
・落ち着かなくなり、焦燥感が出てくる
・些細なことでイライラしたりする
マイナス思考になりやすく、物事を悪い方へとらえるようになります。
この考え方が少しずつ癖になっていくと、うつ病になってからでは簡単には変えられないのです。
他にも、うつ病の症状として、ただ死にたいという気持ちが浮かんできたり、消えてしまいたいという思う人も多く見られます。
これは、うつ病の原因があるないは関係なく現れるようです。
【うつ病の原因】
うつ病を発症する原因は人それぞれです。
ただハッキリとした原因は分かりません。
・もともと真面目な性格だった
・仕事がハードで休めなかった
・人間関係に疲れてしまった
など、オーバーヒートしてしまった場合。
そして、カウンセリングなど受けてみると、何かしらの病気が隠れていることがあります。
子供の頃から不眠だったり、人より繊細であったり、なりやすい性格があるとも言われています。
うつ病になる原因として様々な理由が考えられますが、親からの遺伝的要素があったとしても、それが子供に発症するかというと、育った環境や性格などの違いから必ず発症するとはいえません。
もちろん、遺伝的要素やホルモンバランスが全く関係ないとも言えません。
仕事や人間関係だけでなく、遺伝的要素や生育環境なども、うつ病につながる可能性が高いというだけです。
出来れば、うつ病だけでなく、病気というものとは無縁でいたいですよね?
そのためには、普段から自分自身をコントロールする必要があります。
【うつ病になるのは在宅が原因?】
うつ病になる原因が在宅なのではありません。
原因となることは、いくつかあげられます。
・孤独に陥りやすい
・在宅勤務に慣れない
・時間にルーズになりやすい
などなど、理由は様々ですが、慣れないことからストレスを感じてしまうのも大きな原因です。
【孤独を感じやすいから】
まず多いのが孤独に陥るということです。
自宅を仕事場として働くので、どうしても家にこもりがちになります。
仕事が忙しくなったりすると、外へ出るのが億劫になり引きこもり状態に。
そこで孤独を感じたり、マイナスな気持ちになったりすると、うつ病を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
リモートワークなど企業と繋がりのある働き方であれば、まだ外部との繋がりが保てているので、孤独を感じることは少ないかもしれません。
しかし、フリーランスで働く場合は、仕事で分からないことがあっても自分で乗り越えなければならないので、孤独感は増していくでしょう。
さらに締め切りなどに追われると、代理で仕事をしてくれる人がいないということもあり、体調不調でも休んでいられず自分を追い込むことになります。
そうしたことが原因で、心身ともに病みやすくなる環境が出来上がっていくのでしょう。
【生活が昼夜逆転してしまう】
会社勤務のように通勤がないので、ゆっくり仕事を始めることが出来ます。
仕事のスケジュールも生活リズムも、決めるのは自分なので、かなり自由を感じるはずです。
ですが、自宅から職場へ向かうという切り替えがないので、スイッチがなかなか切り替えられないということがあります。
この切り替えスイッチがあるのとないのでは、仕事にメリハリ度が違いますし、充実感も変わってきます。
在宅で働くのは自宅にいるということですから、家族がいたりプライベートが分けられないというデメリットもあります。
仕事とプライベートも同じ空間で過ごすことが悪いとは言えませんが、オンとオフの切り替えが曖昧になりがちです。
買い物や散歩など、外の空気を吸うことでリフレッシュするだけでも、切り替えスイッチを変えることが出来そうです。
【運動不足になりやすい】
在宅勤務には通勤がありません。
それはメリットでもあります。
自宅で仕事をしているので当たり前ですが、歩くことが減るので活動量も大幅に減ります。
極端な例ですが、仕事をしている間はお手洗いにしか行かないという人も中にはいるのです。
このように全く動かないという人は少ないでしょうが、動かないということは筋力が低下するだけでなく、免疫力も低下してしまいます。
運動は、精神面でも必要不可欠なことであると覚えておきましょう。
【メンタル面の自己管理が重要】
うつ病を発症しそうな人は、メンタル面にさまざまな変化が現れます。
もしかしたら自分はうつの可能性があるかもと思ったら、以下に書いてある症状をチェックしてみてください。
・マイナス思考になってきた
・不安感がある
・焦燥感がある
・何に対しても興味が持てない
・些細なことでイライラする
・おしゃれをしなくなった
・時間の感覚がない
上記のことが思い当たる場合は、うつ病の可能性が高いので注意が必要です。
【健康管理も重要】
うつ病の前ぶれはメンタル面だけでなく、先に身体面にも現れる場合があります。
痛みがある
・頻繁に起こる頭痛
・肩こりや首こり
・胃痛や胃もたれ
・腹痛(下痢または便秘)
体に起こる異変など
・寝つきが悪くなる、または眠れない
・常に眠い
・食欲がない
・過食が止まらない
・性欲がなくなる
動悸と合併して起こる症状
・めまい
・耳鳴り
・息切れ
・不整脈
これらの症状は、ちょっとしたストレスでも起こるので、症状があるからと言って“うつ病”と判断しなくても大丈夫です。
ただ、今までなかったのに最近おかしいと感じるなら、これらの状態が判断材料となるでしょう。
【うつ病の前ぶれ】
うつ病の初期症状は、自分では気づかない人のほうが多いのです。
しかし、周囲の人間から見ても「なんとなく様子がおかしい」と思われていることもあります。
周囲の人間が、うつ病ではないかと気づく症状として、以下のようなことがあります。
・無表情になる
・笑えなくなった
・感覚や反応が鈍い
・落ち着きがなくなる
・些細なミスが増える
このような様子が見られたら、声をかけられなくても見守ることが大切です。
【うつ病防止のための対策】
うつ病防止の対策として、実践しやすいことを解説します。
面倒だと感じる場合は、無理に行う必要はないです。
それがストレスになってしまうと、症状を悪化させてしまいます。簡単なリフレッシュ方法から試すと良いと思います。
睡眠をとる
これこそ当たり前ですが、眠れない場合は横になって休むだけでも良いのです。
眠れないのに、無理して眠ろうとすると逆効果です。
必要であれば、睡眠導入剤など、軽めのものから試してみるのもひとつの方法です。
外の空気を吸う
散歩など外出が出来たら、それが一番良いのですが、中には出られないという人もいるでしょう。
窓を開けて、空気の入れ替えをするだけでも、気分は変えられます。
【オンとオフを切り替える】
在宅勤務でのうつ病を防ぐには、
・仕事とプライベートをしっかり分ける
仕事にはメリハリをつけるため。
・始まりと終わりの時間が明確にする
仕事とプライベートのメリハリをつけやすくなります。
・休日は曜日や期間を決めておく
休息はしっかりとりましょう。
仕事も長時間となると、作業効率が落ちてきます。
より効果を上げるには、仕事とプライベートの時間をきちんと管理するようにしましょう。
【相談より雑談をしてみる】
自分でも自身の状態が分からず、何を相談して良いのか分からないという人も多く見かけます。
誰かに相談するとなると、どうしても構えてしまいがちです。
普段の何気ない会話から悩みを話せたら、より自然に相談することが出来ると思います。
フリーランスの場合、日常ではインターネットを使用する機会が多いので、オンラインサロンなども数多く見かけます。
ひとり孤独に陥ることのないよう、仕事仲間として繋がりを持つことが出来ます。
孤独で不安になるくらいなら、ネットを経由して気軽なやり取りができる場所を作っておくのもひとつの手です。
【時間を決めておく】
毎日の起床時間や就寝時間を同じ時刻にしてみる。
当たり前のことですが、一度フリーランスになると、この辺から乱れてきます。
もちろん、それでストレスを感じるなら自由で良いと思います。
家事や軽い運動も気分転換になるので、よほど嫌いでなければ毎日することをオススメします。
また、ダラダラ仕事を続けるのではなく、
プライベートを満喫してリラックスすべきです。
個人でできるうつ病対策は、日常生活の中で出来ることばかりです。
もちろん、限界を超えた方もいらっしゃると思うので、自己対策だけでは足りない場合もあると思います。
うつ病を発症したとしても、さまざまな方法により改善できる可能性があります。
薬での治療やカウンセリングの他に、環境を調整することも重要ですし、療養すること良いです。
まずは症状を悪化させないために、うつ病かもしれないと思った時点で行動することが重要です。
とは言っても、最初はなかなか思うようにはいかないと思います。
まず、うつの予兆を感じたら速やかに専門医へ。
当たり前だけど、無理をしないこと。
そして、疲れを感じたら休息をとること。
この休息というのも、普通の健康な人とは違うようです。
なかなか理解してあげられないのが申し訳ないのですが、見た目には普通に見えても、実はかなり重症の方もいます。
もしも、そんな方が近くにいたら、そっと見守ってあげることも大切です。
普段から少しでも良いので、日常生活に、そして自分自身に気をつけていれば、より早い対応がとれるようになるでしょう。
最後に
私はうつを患っている当人ではないので、失礼なことを書いているかもしれませんが、あなたを見守っている人もいるのです。
私のパートナーも長い間、精神疾患に悩まされています。
時折り襲ってくる『うつ状態』を見守るしか出来ないのは、私もとてももどかしいです。
今後も良くなっていくことは期待できますが、うつ病は根強く残っているので完治することはないでしょう。
ひとりでの外出が不可能な人なので、いつも2人一緒に出かけたり、在宅仕事をしたりと穏やかに過ごしています。