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在宅ワーカーやフリーランスの孤独死【社会的孤立を避けるために】

こんにちは、cocoです。

今日は、私にとっては身近な話題
『在宅ワークと孤独死』について書いてあります。

まだそんな年齢じゃない!なんて思っていますか?
孤独死の危険性は、どの年代にも潜んでいます。

今回はTwitterのフォロワーさん
みみなおさんの真似をして
雑記ブログとして書いてみました。

この記事を読んで
いろいろ考えてしまいましたね。

みみなをさんの記事は
このブログの一番下に載せてあります!

在宅ワーカーやフリーランスに身近な孤独死

在宅ワークをしていれば
自宅が仕事場ということになります。

そして、『ひとり』ということになります。
なので孤独死って、実は身近なことなんですよね。

私の妹も孤独死でした。
状態は最悪の2歩手前くらい。
遺体はかろうじて本人確認がとれました。

上半身はミイラ、下半身はゾンビの状態です。
想像してみてください…

その最悪な状態を
業者でなく私自身が片づけました。
もちろん遺体は警察に引き取られましたが
後片付けなど手伝ってはくれません。

ひたすら腐って崩れ落ちた肉片を片付けました。
泣きながら…

在宅勤務は孤独死に近い

自由気ままに生きることだけを目標にしていても
病気なら治るかもしれませんが
死からは逃れられません。

・気ままなフリーランス
・会社に行かなくていい在宅勤務
・時間を気にせず思い通りに過ごせる
・嫌な人間関係に悩まくていい

やはり、自由気ままに生きたいと思っているなら
万が一の場合も考えておかないとなりません。

もちろん家族が居なくて独り身なら
死後の事なんて気にしなくてもいいんじゃない?
なんて思う人も多いと思います。

でも、業者さんが後片付けしていると
会ったこともない故人の生活だけでなく
その人の歩んできた人生を考えさせられるそう。

もちろん自殺でなければ
好んで孤独死を選ぶ人は居ないでしょう。

前日まで普通に生活していて
「少し調子が悪いかも」と横になって
そのまま亡くなるケースが多いそうです。

普段からセルフケアを怠らないよう
気をつけましょうね。

孤独死の原因

孤独死する男女の比率は
5:1と圧倒的に男性が多いそうです。

男性のほうが弱いということではなく、
男女共に原因のほとんどが病死です。

独り暮らししている男性が多いから?
どうも、そういうわけではないようです。

コロナの影響で自粛モードが厳しくなったり
在宅勤務者が増えたこともあります。

3日以内に発見される割合にも男女差があって
女性が50%ほどに対して、男性は38%ほどです。

つまり…
死後3日以上たってから発見されるのは
男性が多いってことですよね?

想像したくありませんね。

ほとんどの方が閉じ込められた状態。
人とのコミュニケーションが減る。
なんとなく鬱っぽさがある。
食生活が乱れてくる。
アルコール依存…など。

やはり心身共に健康的でいるためには
人とのコミュニケーション
バランスのとれた食生活
質の良い睡眠などが大切なんでしょう。

どうしても独り暮らしでいると
当たり前にしてきたセルフケアさえ
気力が落ちて出来なくなるものです。

孤独死する危険な年代

孤独死と聞くと
高齢者をイメージしてしまいがちですが
40代や50代にも孤独死が多いという現実。

そして、若い世代にも孤独死は多いのです。

高齢者なら民生員などが見回ったり
誰かしらが認識しているのですが
その下の世代だと
まだ働き盛りということでノーマークに!

病気にもなりやすい年代であるのに
自分のことを後回しにしてしまい
気づいたときには…

まして独り暮らしとなると
万が一のときに頼る相手が居ない場合もあります。

こういう場合
自由気ままに生きてきて後悔するのでしょうか。

あ、私もだ!
我が家は、私以外は障害持ち。
きっと部屋で死んだとしても
しばらく放置されるかもしれない…

今後の課題ですね。
真面目に考えておかないと!

在宅勤務でセルフネグレクト

在宅勤務となると、自宅が仕事場です。
出かけることさえ面倒になってくると、
そこからセルフネグレクトが始まります。

・外出しなくなる
・身なりを気にしなくなる
・食生活が乱れる
・外部とコンタクトをとらなくなる

在宅で仕事をしていると
ネットを通して仕事をしているので
通話や会う機会がなければ
外部に気づかれにくいと言えます。

日用品の買い出しも通販を使ったりしていると
外出する必要もないのかもしれません。

そして少しずつ
自身の身なりも気にしなくなったりします。

仕事が忙しすぎたり、逆に楽しすぎても
そういう現象は起こるようです。

仕事が趣味! 仕事だけが生きがい!
そんな生活がさらに孤独死の原因になるという。
なんだか皮肉ですね。

交通事故より多いヒートショック死

実は死因で交通事故よりも多いのが
屋内でのヒートショック死です。

寒い冬は、暖房が必須です。
部屋と廊下の寒暖差でも体に影響が出ます。

特にヒンヤリしたお風呂場の場合は危険です。

「さあ、お風呂に入ろう」とするときは裸です。
この時に、急性心筋梗塞など起こりやすくなります。

事前にお風呂場も温めておくと予防になりますよ。

私の妹の例


私の妹は、一人暮らしを満喫していました。
体つきがしっかりしていて健康そのもの。
というより頑丈すぎ!

さらに亡くなる数年前までは
舞台に立ちスポットライトを浴びていたほど
演技に夢中になっていました。

けれど、少しずつ体に異変を感じ始めたのでしょう。
片付けの最中に一冊の雑誌が目に止まりました。
『婦人病の特集』という見出しを見て
本人も異変を感じていたのだと私は理解しました。

徐々に動けなくなり、
そうした中で勤めていた会社が倒産し
劇団も退団することに。

今もネット上で販売されているんですよね。
妹の出演作品が…

遺品整理をしていて分かる人の人生

その後は在宅ワークをしていたのでしょう。
YouTubeの動画編集をしていたようです。

ですが、悪くなっていく体調に加え
金銭的にも精神的にも少しずつ追いやられ
悲惨な状態になっていったようです。

何年も会って居なかったけれど
そのゴミの山をひとつひとつ片付けていくと
その経緯が分かってくるんです。

亡くなる一年前までは日記をつけていたり
ゴミを時系列で並べてみると
亡くなるまでにどんな生活を送っていたのか
嫌でも見えてきちゃうんですよ。

そうしてゴミの山をさらに片付けていくと
例の肉片が現れたんですね。

もう血が黒くなっていたので
最初は何か分からず臭いを嗅いでしまい

あぁ、これは…

と、しばらく座り込んで固まってしまいました。

しかし、私も当時は仕事が不規則で
その合間に片付けに来ていたので
急がなくてはと泣きながら作業を続けました。

しかし、電気もガスも止まっている。
夕方以降は真っ暗になるので作業が出来ず
早朝から片付けに来て仕事へ向かう。
それが1ヶ月ほど続きました。



妹が住んでいたのはビルの3階。
知人が連絡が取れなくなり警察に通報。
レスキュー隊が3階の窓ガラスを破り
部屋の中へ突入したそう。

現場を見ていたわけではないので
ご近所の方から聞きました。

「窓から突入したんだよー!」

『え、突入…?』

まるで部屋に
立てこもり犯が居たような言い方でしたね。
聞いていて
腹も立ちましたがただの傍観者、野次馬です。

相手にするのも馬鹿らしく
私はひたすら後片付けを続けました。

ところが焦る気持ちばかりで
何も考えずに片付けていたので
ゴミの山で玄関を塞いでしまいました。

大きなゴミが出せない…

そこで私はやっと業者を頼りました。

私の携帯電話は鳴りっぱなし。
全て遺品回収業者からでした。

仕事中なので、もちろん出られません!
手が空いた時だけ対応していると
どこも遺品目当てというのが分かりました。

嫌な気分になりながらも
一番多く連絡をくれた業者に決めました。

親身になって話を聞いてくれたというのが
選んだ最大の理由ですが
それが間違いだったのかもしれません。

見積もりということで日時を決め
妹の部屋を見に来てくれました。

8畳ほどのワンルームに
ベッド、冷蔵庫、電子レンジなど。

重い荷物といえばそれだけでしたが
ゴミの量が半端なく
荷物の処分は一緒に手伝う約束をして
かなり安く見積もって9万円ほど。

おまけに
部屋中に漂う死臭も消しますよ!
その言葉を信じ期待しました。

処分の日を決めて
『時間に遅れるかもしれないので』と伝え
私は部屋の鍵を業者に渡してしまいました。

そして当日
やはり私は数分ほど遅れてしまいました。

けれど部屋のドアはすでに開いており
ホッとしたのも束の間。
部屋に入り唖然としました。

約束の時間より
ほんの数分の遅れただけで
部屋はほぼ空っぽ状態になっていたんです。

3階の廊下から下をのぞくと
業者がニッコリ笑って手を振っていました。

そして車には
ほとんどの荷物が積まれていて…なぜ?

わずか数分で出来ることではありません。
かなり前から作業をしていたのでしょう。

私にはその業者が
まるでハイエナのように見えました。

でも、そうなんですよ。
遺品回収というからには
それをお金に替える商売なのです。

お金になりそうな物を探しているのです。

私はどこかで予測していたのか
その前週にテレビやパソコンは
近くのコンビニから自宅へ送っていました。

かといって
何年も会っていなかった妹の使用したもの。
それをもっとよく確認したかったのですが
片付けに追われて
後回しにしてしまっていたんです。

当日に見れるからいいや、と…

業者に見せて欲しいと頼むと
「もう奥に積んじゃったからねぇ」と
にやけた笑顔で断られました。

むかついたところで
その後も後片付けは続けなければなりません。

なぜかバラバラになっていた
ゲームのソフト、CDの空のケースを
私がゴミ袋へ放り込んでいると
業者が慌てて取り出す。

『それ中身ないですよ』と私が言うと
「中身を探しましょう」と慌てる業者。

きっと妹のことだから
中身だけを会社のロッカーがどこかに
置きっぱなしにしているのだろうと思い

私はサッサっと作業を進める。
業者は諦めずに中身を探す。

なんとも無駄な行動のせいで
2時間以内という制限時間はあっという間に終了。

そして最後に
死臭も消してくれるという約束でしたが
『廊下のトイレの臭いですね』と
笑って去っていきました。

その時の業者のなんともいやらしい表情は
しばらく忘れられませんでした。

残された私は
またひとりで床をきれいに磨き上げ
最後に「ごめんね」と妹に謝って部屋を出ました。

それが最後でしたね。

遺品整理後の片付けと手続き


遺体は休みの日に火葬場で。
亡くなったあとに遺体だけなら
何も考えなくても良いんだなと思いました。

大変なのは後片付け!
(業者に任せてしまえば楽なんですが…)

現実問題、よほどの田舎でない限り、
孤独死は近隣に大きなダメージを与えます。

アパートやマンションであれば大事になります。
臭いの問題だけでは済まなくなるのです。

妹の場合、
床に積み重なった大量のゴミが
体液や血液、そして肉片などもキャッチしていて
臭い以外の被害は少なかったほうです。

なんとも生々しい話で申しわけないのですが
これこそ現実なんだなぁと。

そして
さらに現実に引き戻される役所での手続き。
払ってなかった妹が悪いんですがっ!
死んだ後に税金を請求されてぶち切れた私。

せめて税金は
死亡日で精算してほしいと思いましたね。

警察以外には葬儀屋の手配。
あまりに変わり果てた姿だったので
葬儀はしませんと伝え
着替えだけはさせました。

あとになって気づいたのですが
あの状態でどうやって白装束を着せたのか?
腕をバキバキ折られたりしたのではないかと
それが気になりました。

本人は亡くなってますけどね。
そんなことを想像してしまったら
葬儀屋さんが凄く怖くなってしまいました。

葬儀に関しても突然の事で
何も準備できず全て警察にお任せすることに。

そして、ご親切に
一番安い葬儀屋さんを呼んでくれました。




誰だって孤独死は避けたいこと。
自然に還れれば理想的ですが
都会はどこもかしこもコンクリートジャングル。
一軒家だったとしても密集地帯だったりと
現実問題として考えることがたくさん!

そして、あなたの死後に
あなたのことを知らない人が(業者とか近隣の方々)
あなたの生き様を勝手に想像するんでしょうか…

最後に

でも自分の死後について
そこまで考えている人のほうが少ないですから。

最低限の後片付けは生前にやっておく!
いつ死ぬかなんて分からないよ!と思っても
普段から自分の身の回りのことは
キレイに整理整頓しておこうと思いました。

なかなか進まないんですけどね…

その後にあなたの人生を知らない人が
(業者とか近隣の方々とかが)
あなたの人生を勝手に想像するんですかね。

なんだかんだと書いてしまいましたが
人の生き死にこそ人生最大のイベント。

大変で当たり前!
くらいに思っていれば良いかなー
と自分の事となるとかなり無責任な私です。
あぁ、私も片付けなくちゃ…(泣)

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ABOUT ME
coco
フリーランス。 東京生まれの東京育ち。 ブログ大好き人間。 旅するノマドワーカーを目指す!